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2010年02月06日
今度はエンドロールも
今回は、しっかり最後の最後まで、見届けてきました。
「サヨナライツカ」
中山美穂主演! 原作はミポリンの夫・辻仁成!
「OTANU日記」の狸於さんが、紹介されてて、是非観たいと思ってました。
狸於さんのタイ旅行記の写真と同じ風景も、いくつかありましたよ!
宣伝どうり、”最高にせつないラブストーリー”・・・たしかに~
後半、涙が止まりませんでした

エンドロールで、余韻にひたりながらも、この間に、涙を止めなければならないしー、
と、葛藤してました

私的に、非常に感動し、感情移入した作品だったので、さらに余韻に浸りたくて、
パンフレットと原作本も、手に入れました

そういえば、1年前に読んだ辻仁成さんの短編集「目下の恋人」の中の、
「好青年」と、この中に出てく沓子という名前が浮かんできた、
場所は、タイではなく、ニューヨークだけど、ストーリーがほぼ同じでした。
「サヨナライツカ」も、「好青年」も、辻さんの女性描写が、繊細です。
姿の妖艶さから、感情の微妙な表現など、興味が沸きます。
ミポリンの演技も、良かった~
沓子の自由奔放、妖艶、神秘的、儚さなどそれぞれの感情表現を綺麗に表現してました。
TVドラマ「ホーム&アウェイ」
・・・(なんでそうなるの?と言う様な、ありえない内容の話でしたが、面白かった。)
で、観た以来の彼女は、美しかった~。
25年後の、歳の取り方の細かいメイクも、見事でした。
その表現や老眼鏡に、そうそうそうなるよね~と納得し、涙しました。
西島秀俊の隠れた肉体美も、ステキでした。
一見、好青年に相応しい風貌ですが、沓子と婚約者光子との間で苦悩する所が良いです。
石田ゆり子の光子役も、キマッテました。
家庭を守り、夫に尽くす、古風な女性を表現してました。
沓子と光子、生き方のまったく違う二人ですが、それぞれの感情には共感できる所があります。


過去の思い出に浸りながらも、(50歳間近ですが・・・)
どこかで、ステキな人と出会い、沓子と豊のような、燃えるような恋しサヨナラして。
イツカ(25年後)に、バッタリ再会!(75歳か~・・・)
そんな夢、見たい~



< 余談 >
「奇妙な物語」?だったと思うが、
老婆がずーと思い続けた、結ばれなかった昔の恋人にどうしても会いたくて、
死ぬ間際に、孫と身体を交換して、その恋人に会いに行く。
といった話を、思い出した。
残酷だが、女の執念に共感した。
いくつになっても、女は恋する乙女だと思う


